いい歳した「大人」が全力で「子供」になって遊ぶ話

皆さんこんにちは。依田は芳人です。

今回の記事ではポケモンポケカ、風俗なんかとは全く関係のない、
「全力で遊ぶ」ことについてのお話になります。


GWも終焉を迎え、また憂鬱な日常に引き戻されるであろう人が多いかと思いますが、
皆さんはどのようにして過ごしたでしょうか?

僕はと言えば、ポケカのシティリーグに出たり、東京で友達と遊んだり、
マサラタウンカップに出たりと、9連休をほぼ自宅の外で過ごすという
超絶エンジョイしていた気がします。まるでリア充ですね。


さて、そんな僕ですが、もうGWも終わる最終盤で、
普段よくつるんでいる「チーム縁」のメンバーと夢大陸ポケカ会の面々に対し、とある提案をします。


「ザリガニ釣りしようぜ」


30代を目前に控えたオタクが何言ってんだって感じですが、
ポケカという共通趣味を通して知り合い、世代もバラバラな僕らの中には、
(これは主観ですが)意外に「ザリガニ釣り」をしたことがないという人が多かったのです。


完全に小学生ぐらいで一度は全男子が通る道だと思っていたので、
適当なノリで提案したそれに皆が興味を示した瞬間に、
「これはザリガニ釣りやるっきゃねえ!w」
と、やる気満々で翌日開催の計画を立てました。


雨で流れました。


というわけでそのまた翌日の日曜(僕はGW最終日)、みんなで夢大陸に集合し、
ザリガニを釣りに行きます。

メンバーは縁から僕、御影、ハロさんと、その奥さんと子供、さらに涼くんといった形に。
参加希望者は多かったのですが、予定の都合が合いませんでした。


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天気は快晴。
いつも迎えてくれる夢大陸が、今日は見送る側になっています。


さて、肝心の釣りポイントですが、僕は完全に幼少期の感覚が残っていたので、
「ザリガニなんて夢大陸の横の川で釣れるやろwwww」と、特に下調べもせずに
夢大陸を集合地点にしてそのままそこで釣ろうとしていました。

しかし、いざ小川を訪れてみるとめっちゃ浅い。
ザリガニの姿どころか、小魚がちらほら泳いでる程度で、とても楽しめそうにはありません。
ぼくたちは泣く泣く、まだ見ぬザリガニポイントを探すところから始めることにしました。


・・・と、その前に。まずは手始めにダイソーで装備を整えます。
ザリガニ釣りは戦争ですからね。しっかりと装備を整えないと勝利を得ることができません。
ダイソーでわいのわいのしながら僕らが手にした装備は

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・バケツ×2
・網
・釣り竿×3
よっちゃんイカ
・焼きするめ
・燻製イカ
・タコ糸

・・・これだけの装備をたった1000円でそろえられるダイソー、神過ぎるのでは?
ザリガニ釣りって餌とタコ糸とバケツありゃ出来ちゃうイメージだったんですけど、いろいろ置いてあるのを見るとつい買っちゃうのがオタクの悪い癖ですね。ある意味大人の成せる技でもあるのかな?
今日は子供になりきる日なので、大人の時間はここまでです。
装備を抱えて、意気揚々と徒歩で釣りポイントを探しに行きました。




もうまじで青春の一言。
川に投げたイカが上手く沈まなくてギャーギャー言ったり、
農家のそばを通って農作業をしてる方々に「ザリガニどこにいますか?!」って聞いたり、
本当に小学生時代が帰ってきたかのようなひとときでした。


そう言いながら歩き疲れて車で移動することにしたので、やっぱり僕らはもうおじさんですね


そして、農家の方々から「あそこならいるかも」と教えていただいた「めがね池」にたどり着きます。

涼くんが罠仕掛けてる間に縁の3人は釣りを始めました。

オタクは暇さえあれば竿握っちゃうよね。仕方ないよね。


さて、そんなこんなで池に網入れたり釣り糸たらしたり罠仕掛けたりしましたが、
釣果は網で取れたエビとちっさい子魚のみ・・・
ザリガニの姿形も確認できず、「本当にいるのか・・・?」と疑心暗鬼になっていたところ、
ほかで来ていた親子が帰り際にザリガニを二匹くれました。


「おるやんけ!!!!!」

社会の荒波にもまれ、諦めることを自然と覚えてしまっていた僕らの胸に、
また僅かながら炎が灯ります。


用事で離脱したハロさん一家を除いた3人で、糸を垂らしたり網を入れたりを繰り返しますが、
一向にその姿は見えず。

「ちびっこ達に出来て、俺達にはできないのか・・・」

そんな悲しい空気を出しながら雑談をしつつ、
放置していた御影くんの竿を引き上げようとすると、

「おい!かかってる!かかってる!」

興奮した御影くんの声が池に響き渡ります。
近くにいた涼くんが網を持ってヘルプに行き、少し離れたところに居た僕も駆け足で御影くんのもとへと向かいましたが、既にザリガニは逃げてしまったあとでした。

そこは池の端の小川のような地点で、どうやら草陰に潜んでいる様子。
かなり大きかったと興奮しながら話す御影くんと涼くんに対し、姿を見れていない僕。
この疎外感はそのままにしてはおけないということで、全員でその周辺に集中して仕掛けを落とします。

川の中の様子はよく見えず、かろうじて餌の姿が視認できるかどうかといった具合なのですが、
いくつか餌を放っておくと、その餌が水中で揺れているのがわかります。
流れのない小川なので、揺れている=食いついているということになるため、僕たちは餌の様子をじっと見守り、その餌が揺れ始めたらゆっくりと手繰り寄せながら網でザリガニを掬うという戦法をとることにしました。


餌を落とす度にザリガニは食いついていて、餌が揺れます。しかし、彼奴等はよく目立つ前の2本のハサミではなく、もっと小さく何本もある手でイカを食らうため、ガッチリと餌に食らいつくことがなく、直ぐに逃げてしまいます。
逃げられては餌を入れ、逃げられては餌を入れを繰り返し時間が過ぎた後、遂に待望の瞬間が訪れます。


遂に!!!!!!!!!自分たちの力でザリガニを釣り上げました!!!!!!!!!!!!!!!!!!


・・・いやちっっっさ!!!!!!!!!!!
俺らが想定していたアメリカザリガニと比べるとめちゃくちゃ小ぶりですが、釣果は釣果。
無事ザリガニを釣り上げることができました。


その後も大物をしばらく粘りましたが、結局逃げ切られタイムアップ。
次回のリベンジを誓い、めがね池を後にしました。


・・・と、ここまでは日記みたいな感じなんですけど、
大人になって体裁や空気を気にして、大人の遊びばかりするようになって、
それはそれで楽しいんですけど、たま~に蘇ってくるあの懐かしい感覚あるじゃないですか。
小学校の頃の夏休みをふと思い出したりとか。
ああいうのって大抵思い出す段階で終わって、消化した気になってしまうから、
所謂「エモい」という心象が残っていくわけだし、
皆がそういう経験を何度もしてるから「エモい」がここまで広く使われてる部分もあると思うんですよ。

「エモい」感情を抱くことそのものはとても美しいものだと思っているのですが、
逆にその感情を満たしてしまうことが出来たら、「エモい」の先に行くことができるのなら、
それはどんな気持ちを抱けるのだろう?という漠然とした疑問を、身をもって解決した気がします。


めちゃくちゃ気持ちいい。マジで。


大人は大人らしく振舞うべきだし、そこにカッコよさがあると思うんですけど、
たまには思いっきりカッコつけないで、子供に戻ってみることが出来たら、
道端の草むらにも、小さな川にも、
色んなところに「素敵」が溢れているんじゃないかな、と思います。


皆もお休みの日にやってみような!
それではまた。