最終シーズン使用構築反省会【バンドリ】


ORASラストシーズンお疲れ様でした。


今回は今シーズン通して(厳密には途中でヘラって構築変えてたけど変動なしだった)使用し、背伸びオフと東海シングルフェスタにも持って行ったバンドリの反省会と銘打ちつつ、構築供養と勝てなかった原因を自分なりに突き詰めておいて、次回作に繋げようという記事です。


アピールする構築記事よりも自分に対してのメモ書きの要素が強そうなのであしからず。




まず今回使用していたのがこの並び。


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<構築のコンセプト>

まず、バンドリ+メガ枠としてあまりにも有名かつ完成されていると感じるバンドリマンダを確定として、その裏なんですが、バンドリを止めにくる手法として

・グロふいで縛ろうとしてくるガルーラ

・天候を奪いにくる、特に雨の並び

バシャーモの加速を利用したり、マリルリなどの抜群先制技持ちで潰す

などが挙がると考えました。そこで、遅いガルーラに見た目で圧力をかけるヘラクロス、物理を受けつつトリックルーム、三日月で後続をフォローするクレセリア、そのクレセに対して状態異常を入れにくる相手に投げたり、頑丈を盾に初手から圧力をかけることができるジバコイルを並べ、ほぼ二極化した選出(バンドリマンダ・ヘラジバコクレセ)で相手に対応していくことを意識していました。


<個別解説>


バンギラス @さらさら岩

191-x-167-137-121-86

冷B イカサマ 岩石封じ ステロ


もともとは岩石封じが炎技だったために、某氏の岩封イカサマバンギよりもSを落とし耐久に厚くしています。が、炎技をバンギから打つメリットがそこまでない(意識していたよりこの並びに対してナットハッサムが出てこなかった)ため岩封に変更。結果的にそのまま調整を持ってきた方がよかったかもしれないですが、昨今ガルーラが耐久振りやドレパン持ち、また、気安くバンギにグロPしてこないこともあり、岩封→イカサマで処理したい場面が体感ないように感じたのでSラインを上げずにそのまま運用していました。



ドリュウズ @弱点保険

189-187-106-x-86-128

地震 雪崩 剣の舞 鉄壁


もともと風船ドリュ信者だった自分が「今は弱保じゃないと出せないよ」と言われ、今回初めて使用していたドリュウズ

使用感はなかなかのもので、例えばガルガブ@1に対してはバンギを地震→グロPで処理してきたガルーラのふいうち択で鉄壁を積んで裏まで処理できるようになったり、アイへを切って剣舞を載せたことで従来の弱保ドリュと比べクレセリアなどの突破が多少楽になりました(砂ターンは使うけど)。難点は雪崩外しの嫌いがより付き纏うことになることと対ピクシー性能か。

個人的な立ち回りの弱さの話になるが、ガルーラの不意打ち択での行動選択の弱さがあまりにも見えてしまいポテンシャルを充分に発揮してやれなかったのが悔やまれる。


ボーマンダ @メガ石

(メガ前)189-181-101-x-106-150

恩返し 空元気 羽休め 竜の舞

(メガ前)170-179-100-139-90-167

捨て身 ハイボ りゅうせいぐん 大文字


この構築で一番迷走を繰り返した枠。

最初は物理型でガルゲンに出し負けないと噂のマンダを使ってたのですが、構築単位でカバやロトムの突破に難航し、最終的には積みを必要とせずとも瞬間的に火力を出せる無邪気両刀に変えて使っていました。ヘラクレセが鉢巻ガブを誘ってしまうように感じたため、龍技が最後に一個あったために助けられた場面があったり、バンギから炎技を切ったぶんのナットハッサム処理を楽にするためのルートとして文字が役に立ったりと間違ってない選択だったかなぁと思っています。


 

ヘラクロス @メガ石

(メガ前)173-176-95-x-115-137

ミサイル針 ロクブラ 地震 身代わり


愛してやまない身代わりヘラクロス

耐久はA194ガルの捨て身耐えを意識してかつ準速、残りをAに振っている形ですが、以前剣の舞メガヘラを作成する際にとある記事で出会ったこの調整、とても使用感がよく準速メガヘラとしては非常に完成された調整なのではと思いました。

必要なところは確1ないし確2が取れていて受けだしを許さないし、S振りのおかげで初手バシャーモ対面でそのままクレセに引かなければならないという弱い行動をとらなくて済みました。

身代わりのおかげでこのバシャーモ、またギルガルドクチートなんかにもかなり戦えた印象です。構築の見た目がこれらにそこまで厚くないように見えるため、呼んで倒せるのは大きかったです。

後述しますがFCロトムとのS関係が割と試合展開に大きく関わるレベルだったりしたので、最速もアリだったかもしれません。



ジバコイル @拘り眼鏡

171-x-135-200-110-87

10万ボルト ボルチェン ラスカノ めざ氷


某氏のバンドリマンダジバコガッサスイクンの並びを使用した際に育成してあったものを流用。

もう少しばかりSが削れて耐久方面に回せるとは思ったが、意識したい耐久調整先(マリルリの太鼓アクジェ+ステロやメガクチートの叩き+不意討ち)まで欲張ろうとするとマリルリニンフィアの上から行動するためのSや大事な火力を削らざるを得ないということになりそのまま運用していました。

基本的にはヘラジバコクレセの並びで初手に投げて相手に負荷をかけ、終盤で後述するクレセリアのトリル三日月からもう一度暴れてもらうだけで強かったです。

頑丈を盾にガルーラ以外の対面なら相性振りでも殴る”ことができる”ため、ほどよく雑にも扱えました。



クレセリア @ゴツゴツメット

227-x-189-95-151-105

ムンフォ トリル 月の光 三日月の舞

(終盤はムンフォ→冷B)


まぁ普通のクレセリア

電磁波(毒)の入る枠にトリルを用いているのは前述したジバコイルの行動回数を増やすためがメインで、電磁波ではダメだった理由はバシャーモ+レボルトのような加速のみをバトンするタイプの構築に対してだったり、バンドリミラーで遅いドリュを使ってる関係上裏選出を出したい際に、クレセリアが起点にされても裏のヘラクロスで打開できるようになる点も意識していました。

また、裏選出でサザンドラクレセリアに合わせて出てくるゲッコウガが圧倒的に重い事や、バシャーモの処理を早くしたいと考えてムンフォを採用していたのですが、それ以上にカバルドンに好き勝手やられる場面が増えてしまったので後半は冷凍ビームにしていました。




<体感辛かった相手>

ゲッコウガ

ウルガモス

ロトム

サザンドラ

カバルドン


特に今シーズンはゲッコウガがそれなりに居たイメージがあります(完全にKPから集計しているわけではないので感覚ではありますけど)。

そのゲッコウガは珠や眼鏡といった持ち物を持っていることが多く、前者ならけたぐり、後者でもめざめるパワーや神通力でヘラジバコに打点を持ってきます。

ドリュなら見れなくもないゲッコウガなのですが、バンギをそこで消費する前提の立ち回りになるという意識から裏選出を用いてしまうことが多く、後続からゲッコウガが出てくるパターンなどで崩されるシーンが目立ちました。

また、このように裏選出を強いられた場合、ウルガモスを止める手立てがなく、並ばれていると非常にキツく感じました。


ロトムに至ってはドリュウズマンダが基本的に抜群なり状態異常なりを被弾してしまうことがあるのでヘラクロスを出したくなっていたのですが、ヒートロトムが大抵速いことが多くヘラクロスの上からオバヒを撃たれたりするので引きたい、でも受けられるのはクレセくらいで鬼火だったりボルチェンだったら…というジレンマを抱えたまま死ぬ場面が多々ありました。

ロトムのS事情に明るくない為理由までは分からないですが、速いものから遅いものまで存在するようで(火ロトムは比較的速く、水ロトムはヘラより遅めが多い印象?)、メガ前は抜いてたけどメガ後では抜かれてた、なんて場面もあったりしてヘラでロトムを見るのは危ないという結論に達したので、ある種

構築の欠陥だったと言えるのかもしれません。


まぁこうして見るとカバガルゲッコウガのように、述べている辛い相手が並びで現れることも割とあったので、(環境を語るほど知識足りてはいないかもしれませんが)刺さってない構築だったのかと。



一応地雷兼辛いとこの対策なんかとしてヘラクロスをスカーフにしてみたりもしましたけど、メガヘラに求めていた性能を損なうことが負けに繋がり勝率変わらずだったりと上手いこと改善できなかったので、この並びではこういう構成が完成系だったのかなと。後は僕のプレイングがもっと良ければ普通に勝てたのかもしれませんがその辺はたらればなのでもうキリがないですね。



とまぁ、後から足りないことに気付いて加筆するかもしれませんが、ORASレーティングもここで終わり、満足のいく形で締めくくれなかったことの悔しさや、足りないものだらけの自分の像が少し浮き彫りになってきたなって感じることができたので、この悔しさを次回作にぶつけてやろうと思います。



改めまして、最後に皆さんお疲れ様でした。

SMでまたお会いしましょう。